pagetop
株式会社大阪オリコミ

ニュース

ホーム > お知らせ

【幹事様向け】応援広告 計画の進め方と4つの注意点

2022.05.02 

韓国発祥で、ここ日本でも2017年頃からじわじわと広がってきたのが「応援広告」です。

今や全国各地で、応援広告が企画されて実施されています。

 

<応援広告の一例>

・アイドルの誕生日(センイル)をお祝いするために、ファンがポスターを作って、広告を出してお祝いした

・テレビ番組の企画に便乗して、がんばってほしいと思うイチオシのタレントを屋外ビジョン広告で応援した

・ファンクラブの有志がプロジェクトを結成。クラウドファンディングを活用して、感謝の気持ちを込めた広告を全国紙に掲載した

 

今回は「いろいろな人を巻き込んで、イチから応援広告を計画していこう」とする幹事様 向けで、情報をお届けしていきます。

 

※もしすでに企画が進んでいて、広告の見つけ方や進め方などが分からない場合は、コチラの記事をぜひご覧ください。

 

では早速、事例を見ていきましょう。

 

 

 

 

■応援広告とその魅力

 応援広告は、よく交通広告や屋外広告などの公共スペースで実施されています。ではその魅力はどこにあるのでしょうか?

 

 よくお聞きするのは、次のような声です。

 

・応援しているタレントが応援広告を見てSNSで喜んでくれていた

・タレント公式のSNSで取り上げてもらえた

・ 同じ想いを持つ方にシェアされて、一緒に応援する仲間の輪が広がって嬉しかった

・ファン同士で連絡を取って、ファン同士が繋がれたのもよかった

 

「応援するタレントや組織に想いを届けることができた」という達成感や満足感に加えて、「応援する仲間とのつながりができる」という魅力も応援広告にはあるようです。

 

 

 

■応援広告の事例紹介

 今回は「グロービス経営大学院 卒業生の会」という大学院のOB会で計画した応援広告の事例をご紹介します。大学院開学15周年という記念イヤーに「学校卒業生(OB)が母校を広告で応援する」という「応援広告」です。弊社の社員の一人がOBだった関係もあって、初期段階から携わらせていただいた事例です。

<概要>

 広告目的: 大学院OB会が母校の発展を応援したい+学校関係者に感謝の気持ちを伝えたい

 選んだ方法:メッセージ入りの広告をキャンパス最寄りの駅や施設で出す。

 実施期間: 2022年3月1日~2022年3月31日

 実施場所: 東京メトロ・JRなど、全国のキャンパス7カ所・10施設で実施。

 デザイン: 卒業生を中心にデザイナー有志3人が制作

 資金調達:クラウドファンディングを利用

 

 

 

■応援広告の準備事例

 応援や感謝の気持ちを伝える方法を検討する方法(アイデア出し)から始まって、応援広告を実施するまでの大まかなスケジュールです。必ずこの通りする必要もありません。参考としてご覧ください。

 

 

応援する組織や人が喜ぶことって何だろう? というところから思いを馳せて、楽しみながら応援広告を企画していただくためには、時間的に少し余裕を持って、準備を進めていただくことをオススメします。確認するはたくさんありますが、ぜひ楽しみながら、企画を具体化させていってください。

 

 

 

■準備中に注意が必要な4つのポイント

 屋外広告や交通広告で応援広告をする計画する際には、どのようなことに注意して準備を進めていけばいいでしょうか。さまざまな要素の中でも、特に筆者が大切だと感じる4つのポイントを取り上げてみたいと思います。

 

① 情報収集は効率的に!(一人で時間を掛け過ぎないようにしましょう)

 情報収集はなるべく効率的に終わらせましょう。なぜって?それは計画から広告実施まで、やることがたくさんあるからです。では、どうすれば効率的に進むでしょうか。

 

 情報収集する前から「〇〇という駅に出したい」とか、「〇〇という施設の△△通路付近が目立つかな?」などのように、具体的な実施アイデアを出してから、情報収集を進めることをオススメします。インターネット検索は便利ですので活用しつつ、困ったら、弊社のような専門広告代理店などにぜひご相談ください。

 

 

② 早めに応援広告ができる場所かどうかを確認しよう!(事前審査のススメ)

 不特定多数の人が目にする屋外広告や交通広告では、申込主やその広告内容に” 審査 "というプロセスが入ります。この審査は、鉄道やビルオーナーごとに基準が違っているので、早めに事前審査を受けておくことをオススメします。

 

 今回の準備段階では、「内輪盛り上がりする広告を、公共スペースに出されるのは公共広告にはふさわしくないので、応援広告自体ができない」と門前払いされたり、「法人格のない組織や個人は、申込の受けつけができません」と言われたりするケースがありました。

 

 このように、希望の場所があっても「広告スペースを使わせてもらえるのか?」という問題に必ずぶち当たるので、初期段階から広告代理店を通じて、確認を入れておくことがおススメです。

 

 

③ 賛同者と予算の獲得には、時間に余裕を持って!

 ファンクラブなど有志・組織で、大勢の賛同者を得て、大規模に広告を実施したいという方は、時間に余裕をもって資金集めを進めてください。複数人で何かをしようとすればするほど、資金集めには、手間と時間が掛かるという印象がありますので、計画的に資金集めを進めてください。

 

 今回の事例では、クラウドファンディングで広告資金を集めました。条件にあうプラットフォームを選び、リターンの設定、文章作成など、やることが多いです。

 

 

④ 人気の広告枠はすぐ売れるのでご注意を!

 人気の広告媒体は、他の人も実施を狙っています。物理的に1ヵ所しかない広告スペースもあるので、申込方法や募集状況を早めに確認しておくことをオススメします。今回のケースでも、実施したい広告スペースが、先に他社で決まってしまったということがありました。

 

 

 

■まとめ

 多くの人を巻き込みながら、応援広告の企画を成功させるためには、それなりの手間もかかってきます。一緒に手伝ってくれる仲間を増やしながら、楽しく、進めてください。また広告準備には、当記事でご紹介した4つのポイント以外にも注意点があります。早めに情報収集して、うまく回避していきましょう。当記事が、応援広告の準備をすすめる皆様の参考になり、スムーズに準備を進めていける一助になれば嬉しく思います。

 

 

 関西エリアで駅・電車・屋外の広告相場を手早く情報収集したい方向けでは、弊社運営の情報サイト・ekico(エキコ)もぜひご活用ください。

 

 

 また「全国各地で応援広告をしたい!」とお考えの皆さんの無料相談やサポートも実施中です。

問合せフォームやお電話(大阪 06-6621-1481 東京 03-5117-2140)から、お気軽にお問合せをください。スタッフ一同、お待ちしています。

 

 

 <関連記事> ※外部リンクに飛びます

 15周年・交通広告プロジェクト概要   https://mba.globis.ac.jp/news/detail-21770.html

 Ready For(15周年おめでとう応援広告)  https://readyfor.jp/projects/GlobisAlumni15th

 Note(15周年記念プロジェクト)    https://note.com/globisalumni15th